「自分が先に逝ってしまったあと、この子はどうやって年を重ねていくのだろう」
障がいのある子どもを育てる親なら、誰もが一度は胸に抱く問いです。一般社団法人ヤジオは、この問いに正面から向き合うために、父親たちが立ち上げた法人です。
予期せず、障がいのある子の親になって
わが子に障がいがあるとわかったとき、すぐにそれを受け入れられる親ばかりではありません。戸惑い、悩み、ときには目をそらしたくなることもあります。
それでも子どもは日々成長し、親は少しずつ年を重ねていきます。そして、子どもが小さいころから、心のどこかで「親なきあと」を考えずにはいられないのです。
さわらび園で出会った父親たち
私たちの始まりは、社会福祉法人あさみどりの会の「さわらび園」を通じて出会った父親たちの集まり、父親の会「クラブ・ヤジオ」です。わが子の明るい未来を願う父親たちが、何十回と会合を重ねてきました。
子育ては、どうしても母親に任せきりになりがちです。けれど、同じ志を持って集まった父親たちには、仕事の中で培ってきた人脈や経験があります。それを持ち寄れば、一つの家族だけでは立ち向かえない課題にも挑んでいける。そう信じて、2017年12月1日、「一般社団法人ヤジオ」を設立しました。
私たちが目指すもの
私たちの目標は、子どもたちの「終の棲家」をつくることです。そして、住まいだけでなく、生涯にわたって自立して暮らしていける環境を整えていくことです。
- 住まいをつくる:名古屋市千種区新池に土地を取得し、社会福祉法人あさみどりの会と連携して、グループホーム「新池ホーム(仮称)」の建設を進めています。名古屋市と国の補助金も認められ、令和8年10月に地鎮祭を執り行い、いよいよ工事が本格的にスタートしました。
- 家族を支え合う:障がいのある子を育てる家族どうしが集まり、悩みや情報を分かち合っています。
- 地域とつながる:新池盆踊りやさわらび祭での模擬店、公園の清掃活動などを通して、地域の一員として活動しています。
「この子らを世の光に」
「障害福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄氏が遺したこの言葉には、「障がいのある人の幸せを考えることは、すべての人の幸せにつながる」という思いが込められています。
子どもたちが安心して暮らせる社会は、きっと誰にとっても暮らしやすい社会です。私たちの活動が、周りの社会を少しでも良い方向へ変えていくことにつながると信じています。
皆さまのお力をお貸しください
子どもたちが生涯にわたって安心して暮らせる拠点づくりには、土地・建物・運営のための費用が必要です。補助金は大きな支えですが、それだけではまかなえません。
私たちの活動に共感してくださる方からの、ご寄付やご協力を心よりお待ちしています。地域の行事でのご協力や、このページをシェアしていただくことも、大きな力になります。
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