障害を持つ子どもたちの希望ある将来のために父親の設立した法人 LINEで情報配信中 お問い合わせ

ヤジオの歩み ─ グループホーム実現へ向けた父親たちの挑戦

活動紹介

父親の会「クラブ・ヤジオ」の始まり

「ヤジオ」という名は、障がいのある子どもたちが通う施設「さわらび園」に集まった父親たちの会から生まれました。障がいのある子どもを抱える父親同士が集い、情報交換や励まし合いを重ねながら、子どもたちの将来について真剣に語り合ってきました。子どもが成長するにつれ、「親亡き後、わが子はどこでどのように暮らすのか」という問いが、会の中心テーマとなっていきました。

法人設立 ─ 夢を形にするために

父親の会での活動を経て、グループホーム設立という具体的な目標に向け、一般社団法人ヤジオを設立しました。この法人が中心となり、グループホームの建設地取得から運営準備まで、父親たちが力を合わせて取り組んでいます。現在、約15家族の会員が参加しており、みな障がいのある子どもたちの自立した暮らしを願う保護者です。

土地の取得 ─ 夢の第一歩

法人設立後、最初の大きな目標はグループホームを建てるための土地の取得でした。候補地の選定や見学、資金計画の策定など、長い時間をかけて検討を重ねてきました。2021年1月には会員向けの土地取得説明会が開催され、皆で協議のうえ、名古屋市千種区の「さわらび園」のすぐそばの土地を購入することを決定しました。

この土地の購入にあたっては、各家族が相当の資金を拠出する必要があり、保護者にとって大きな財政的な負担となりました。グループホームを建設するためには、土地の取得だけでも多大な費用がかかります。それでも、わが子の将来のために、保護者たちは力を合わせてこの重荷を担い続けてきました。

駐車場の開設 ─ 土地を活用して

土地取得後、グループホーム建設が始まるまでの間、取得した土地を駐車場として活用することにしました。2021年6月21日、「さわらび園前駐車場」が開設され、16台分の駐車スペースが設けられました。このうち2台はさわらび園の利用者専用として確保されています。

グループホーム計画の本格化

土地を確保した後も、グループホームの建設に向けた計画は続きました。「あさみどりの会」との連携を深め、障がいのある方々の生活を支援するプロが運営に加わることになりました。利用者となる子どもたちの状況確認や、補助金制度の研究、税務対策の検討など、多くの専門的な準備を経て、2025年にはグループホーム建設にかかる補助金の申請を行いました。補助金の申請・審査の過程でも、法人として様々な書類の準備や行政との折衝が必要となり、理事・事務局の方々が多大な時間と労力を費やしました。

補助金の承認と建設開始へ

2026年6月の定期総会では、名古屋市からの補助金採択が報告されました。そして同年8月、国からの補助金についても正式に認定の知らせが届きました。長年の努力が実り、グループホーム建設に向けた大きな一歩が踏み出されました。

2026年10月、いよいよグループホームの建設工事に向けた地鎮祭が執り行われる予定です。父親の会が始まって以来、長年の夢がついに現実のものとなろうとしています。

保護者の思いと皆様へのお願い

グループホームの建設にあたっては、土地取得費用、建設費用、そして運営準備にかかる費用など、保護者にとって非常に重い財政的な負担がのしかかっています。補助金制度の活用によって一部が賄われるものの、法人として、また保護者個人として担う部分も大きく、現在も会員全員でその重荷を分かち合っています。

グループホームは、障がいのある子どもたちが安心して自立した生活を送れる場所です。これは保護者だけの問題ではなく、地域社会全体が共に支えていくべき取り組みと考えています。皆様のご支援・ご寄付は、子どもたちの明るい未来を築く力となります。

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