「親なきあと」という言葉を聞いたことがありますか。
障がいのある子どもを育てる家族にとって、親が年をとったり、亡くなったりしたあと、子どもがどこで、誰に支えられて暮らしていくのかは、避けては通れない大きな問題です。
元気なうちに、準備をしたい
子どもが小さいころは、日々の子育てで精一杯です。けれど子どもが成長し、自分たちも年を重ねていくにつれて、「いつか」ではなく「今」考えなければならないことだと気づきます。
親が元気なうちに、子どもが安心して暮らせる場所を用意し、親元を離れた暮らしに少しずつ慣れていく。そうすれば、いざというときにも、子どもは住み慣れた場所で、なじみの人たちに支えられて暮らし続けることができます。
だから、グループホームを
ヤジオが、子どもたちが通い慣れたさわらび園のそばにグループホームをつくろうとしているのは、そのためです。利用を予定している子どもたちは、宿泊訓練などを通して、ホームでの暮らしに向けた準備を少しずつ進めています。
「親なきあと」の不安を、「親があるうち」からの安心に変えていく。それが、私たちの取り組みです。
