生まれてからずっと家族と暮らしてきた子どもたちにとって、グループホームへの引っ越しは、とても大きな変化です。
そこで大切になるのが「宿泊訓練」です。
少しずつ、慣れていくために
宿泊訓練では、家族のもとを離れ、仲間や職員と一緒に何日かを過ごします。食事、お風呂、眠ること。家では当たり前だった一つひとつを、家族以外の人と一緒に経験していきます。
ホームを運営する予定の「あらくさ」では、利用を予定している子どもたちに合わせた宿泊訓練のメニューを考えてくださっています。岐阜県郡上市の「山の家」での2泊3日の合宿も、その一つです。合宿の前には、家族が一人ひとりの薬や注意してほしいことを「個別情報シート」で職員に伝え、帰ってきたあとには親向けの振り返りの会も開かれます。
親にとっても、大切な一歩
実は、宿泊訓練は親にとっての練習でもあります。子どもを送り出し、離れて過ごす時間を重ねることで、親もまた、子どもの新しい暮らしを受け入れる準備をしていきます。
ホームの完成まで、子どもたちと家族の「はじめの一歩」は続きます。
